ドメインを決める際にお読みください。

新しい事業をスタートする際、必ず必要となるのがドメインです。会社の代表番号が携帯電話だと不審に思われます。それと同様、会社のアドレスが OCN では取引相手に不安を与えてしまう時代です。

短く簡単で覚えやすいものを

なるべく短い表記で、さらにハイフンは避けた方が良いとされます。
ハイフンの入力方法が分からなかったり、ドットやコロン、アンダーバーと間違える方もいらっしゃるからです。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、実際にトラブルの多い問題です。
反対に数字やアルファベットの打てない方はほぼいらっしゃいません。

ルイ・ヴィトンのドメイン

日本語表記は「ルイ・ヴィトン」
英字表記は「LOUIS VUITTON」
ですが、ドメインは「louisvuitton.com」です。

あえて「ハイフン」などで区切る必要はないと思います。とは言え「louisvuitton」の場合、綴りを説明するのが大変です。簡単で覚えやすい文字数の少ないドメインをお考え下さい。

ドメインは世界に一つ

同じドメインは複数存在しません。例えば「本田製作所」という会社があったとします。その場合、「honda.⚪︎⚪︎」を所得したいところです。ですがもちろん「honda.com」も「honda.jp」も取得不可能です。ドメインの種類は他にもたくさんありますが、知名度の高いトップレベルドメインは片手に収まります。

  1. 〇〇.com
  2. 〇〇.jp
  3. 〇〇.co.jp

「.jp」「 .com」どちらを選ぶべき?

結論、どちらも選べるなら個人の好みで良いと思います。金額で決めるなら運営費が安いのは「.com」です。
信頼性で選ぶなら「.co.jp」です。
下記も参考にお選びください。

「.jp」は日本国内に住所登録のある個人や法人が取得できるドメインのため、「.com」に比べ信頼性が高い言われます。
「.com」は、誰でも取得できるドメインですが、知名度が高く人気のドメインです。他に比べ良い印象を持つ方もいらっしゃいます。

まずは検索してみましょう

ドメイン取得サービスはたくさんありますが、まずは「お名前.com」でドメインを検索してみましょう。

先ほどの架空の会社名「本田製作所」の例の通り、「honda」で検索しましたが、もちろん取得できません。「hondaseisakusyo」は取得可能でした。ですが長いのが難点です。「hondaseisaku」ではどうでしょう?こちらも取得可能でしたが、会社名は「製作所」なので抵抗のある方も多いでしょう。

こちらの会社名の場合「seisakusho」や「seisakujo」と誤入力される場合もあります。そこで「honda」の後ろに数文字のアルファベットや数字を付け取得可能な最適ドメインを模索していくのが最近の定石となっています。

ドメイン決定まで(例)

例えば「株式会社109」の場合、やはり「109.com」は取れません。
「.com」は世界中の誰もが自由に取れるドメイン。英字や数字3文字での取得は厳しいと思われます。

ドメインを信頼性の高い順に並べると下記になります。

  1. 「.co.jp」
  2. 「.jp」
  3. 「.com」

「.co.jp」は実在する会社しか取れません。「.jp」は日本の企業や個人しか取れません。
「.com」は誰でも取れるためこの順番になります。

運の良いことに「109.co.jp」が取得可能でした。会社名で「.co.jp」が取れるのは本来価値のあることですが「.co.jp」の少々硬いイメージもあります。

希望ドメインを取得する工夫

人気のドメインを避けるか、希望ドメインに数文字付け加えると取得しやすくなります。

109.group(認知度の低いドメイン)
109co.jp(109 の後ろに短いアルファベットを付けた jp ドメイン)

「.com」を希望する場合も「109」の後ろに何か2文字を付け加えれば取得可能となります。

109gr.com(グループの意味)

反対に意味を持つ単語を加えると取得できなくなります。

109group.com

ドメインは一度取得したら一生自分のもの。反対に先に取得されてしまったらもう手に入りません。しっかりお考えになって決定してください。

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