パソコン使用時のトラブルランキング

弊社が納入したパソコンの多くは「永続ライセンス版のオフィス」が事前インストールされています。

ですが最近、マイクロソフトからの勧誘が大幅に増加し、トラブルに巻き込まれるお客様が増えております。その一例が「永続ライセンス版オフィス」付きのパソコンを買ったのに「サブスク版オフィス」をインストールしてしまうトラブルです。

信頼するマイクロソフトからの誘いの上、無料なのでつい OK してしまったそうです。
ですが、無料で使える期間はわずか、しばらくすると有料となります。
このトラブルの最悪の問題は購入済みのオフィスがアンインストールされてしまうことです。

マイクロソフトによるトラブル急増中

アップル、グーグル、マイクロソフトに私たちの生活は支えられています。感謝しかありませんが、最近マイクロソフト起因のトラブルが多すぎます。毎日数件のトラブル復旧にあたっている勢いです。

マイクロソフトアカウント(注意度★)

ローカルアカウントでご利用のパソコンは、Microsoft アカウントに切り替えるように誘導されます。アカウントの切り替え自体に大きな問題ありませんが、Microsoft アカウントを作成した場合は、必ずアカウントやパスワードをお控えください。それらを忘れてしまいオフィスが再インストール出来ない、パソコンを起動できないなどのトラブルが増えています。

オフィス365(注意度★★)

マイクロソフトからの オフィス365登録の勧誘にもご注意ください。

ご利用のパソコンに「永続ライセンス版のオフィス」が事前インストールされている場合「サブスク版オフィス」は不要です。

365 はマイクロソフトのサブスクリプションとなり月額利用料が発生します。
無料期間の終了後、元々あった「永続ライセンス版のオフィス」が使えなくなるケースが増えています。
エクセル、アウトルック、オフィスソフト自体が消えてしまうトラブルも多くあります。

BitLocker(ビットロッカー)注意度★★★

ご自身の意思でご利用の場合は問題ありません。知らないうちにビットロッカーがオンになっているという方。その方は回復キーをお探しください。またはビットロッカーをオフにしましょう。パソコンが起動しないトラブルに見舞われると回復キーがなければ復旧不可能となります。

OneDrive(ワンドライブ)注意度★★★★★

こちらは一番注意すべき案件です。マイクロソフトからの無料の誘い。しかも安全で無料と書いているのでついつい OK してしまうそうです。

OneDrive はパソコンのデータをクラウド上に自動保存する有料サービスです。
無料で使えるのは 5GB までです。
ファイルの作成や保存のたびクラウドと同期するためパソコンが一気に遅くなります。

デスクトップ・ドキュメント・ピクチャがクラウド上に自動保存されます。
なので、あっという間に無料領域は無くなってしまいます。

デスクトップに置いていたファイルがごっそり無くなった等、多くのトラブルが起こっております。ご注意ください。