構内放送は出来るがチャイムとラジオ体操が鳴らない(音が小さい)という症状のため、その2つを動作させている「CT20 ラジオ体操・チャイム・メロディー内蔵タイマー」の故障か、アンプとCT20を結ぶ配線の不良、アンプのライン3の故障が考えられます。
ライン1/構内放送 ステレオ標準プラグでビジネスホン主装置に接続。
ライン3/チャイム・ラジオ体操 RCAプラグで「CT20」と接続。
まずは配線不良を考え「RCAコード」を準備、ライン3が不調の場合も考え、未使用のライン2を利用できるよう「RCAから標準プラグへの変換アダプタ」も用意しました。
ノボル FA606
ライン3とミュート
ライン3は上下どちらにRCAコードを繋いでも中でミックスされます。ミュートはラジオ体操中に構内放送をする場合に備えライン3の音量を抑える機能です。ミュートを「小」の方向に回しきってライン3の音量が小さくならないようにしています。
ラインとマイク切り替え
ライン2と3にはそれぞれマイクとの切り替えスイッチがありますが、このアンプはどちらのスイッチも経年劣化により頭が取れています。
ノボル CT20
鳴動テスト
ディスプレイ下に並ぶ曜日ボタンの下にある出力1・2のスイッチを「入」にするとチャイムの鳴動テストが行えます。
時刻合わせ
下部の操作パネルを開き「時刻合せ」ボタンを押して変更します。詳細な方法は機器の上部に記載されています。
CT20とアンプの接続
ライン2は「標準プラグ」、ライン3は「RCAプラグ」、CT20への接続はボタンを押しながらコードを差し込むタイプです。Amazonで下記商品を購入後保守訪問いたしました。下記2品があればCT20をアンプに接続する際、ライン2にも3にも接続が可能です。
RCAケーブル
F-FACTORY スピーカーケーブル ピンプラグ-先バラ 1m×2本組 VM-4080
¥799
RCAメス変換プラグ
Hosa GPR-101 RCAメス-モノラルフォンオス 変換プラグ 2個パック
¥496
ボリューム設定
ライン1/vol.7
ライン3/vol.8
主音量/vol.6
今回は上記のボリューム設定となっていましたが、このアンプ(FA606)は、ボリュームもスイッチも掃除の時など少し手が触れただけで簡単に設定が変わったりスイッチがオフになってしまいます。