社内LANで使用するハブやLANケーブルは、すべてを一度にギガ対応へ変更する必要はありません。
メインとなる部分をギガビット対応にし、パソコンなどの末端までの配線や機器については、現在の設備を利用できる場合があります。
1. メイン部分をギガビット対応にする
ルーターから各フロアや島へ分岐するメインのハブまでは、ギガビット対応のハブとLANケーブルを使用します。
ルーターからメインハブまでのLANケーブルは、カテゴリー6を使用します。
この部分は複数のパソコンやネットワーク機器の通信が集まるため、社内LANの幹線部分としてギガビットで通信できる構成にします。
2. メインハブから各島までの配線
メインハブから各島やデスク周辺のハブまでの配線は、既存のLANケーブルをそのまま利用できる場合があります。
配線を更新する場合はカテゴリー6を使用し、既存のカテゴリー5eが利用できる場合は、そのまま使用することもできます。
カテゴリー5についても、配線の状態や長さなどを確認したうえで、既存設備を利用できる場合があります。
そのため、すべてのLANケーブルを一律に交換するのではなく、メイン部分と末端部分を分けて考えることができます。
3. 100Mbps対応ハブを撤去する
100Mbpsまでにしか対応していないハブは、ギガビット対応のハブへ置き換えます。
メインハブをギガビット対応にしても、その先に100Mbps対応のハブが残っていると、そのハブに接続された機器との通信は100Mbpsが上限になります。
そのため、ネットワーク全体の構成を確認し、100Mbps対応ハブを残さない構成にします。
4. LANケーブルについて
LANケーブルには、カテゴリー5、カテゴリー5e、カテゴリー6などの規格があります。
カテゴリーの数字が大きいほど、より高速な通信に対応した規格になっています。
現在のLAN配線では、カテゴリー5eやカテゴリー6が一般的に使用されています。カテゴリー5の配線が残っている場合は、配線の規格や状態を確認して利用します。
新しく配線する場合は、カテゴリー6を使用します。
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