NTT回線

フレッツ光クロスの登場

「フレッツ 光クロス」は、2020年4月から提供している「フレッツ光」(FTTHアクセスサービス)史上最速スペックの通信速度のFTTHアクセスサービスです。人気のゲーム・高品質な4KのIP放送サービスの映像など、安定性を追求した大容量通信を快適に楽しむことができます。

光回線の種類

光クロスは登場しましたが、各ネットワーク機器やクラウドサーバーとの通信環境を考えるとまだまだ光ネクストが安定しています。

フレッツ 光ネクスト スーパーハイスピードタイプ 隼

非常に長い名前ですが、「隼」で通ります。

スピードによる分類

フレッツ光ネクストの通信速度は3タイプ。提供エリアや施設によって「フレッツ光ネクスト(100Mbps)」「フレッツ光ネクストハイスピード(200Mpps)」「隼(1Gbps)」と速度が大きく違います。

設備による分類

フレッツ光には「マンションタイプ」と「ファミリータイプ」があり、マンションタイプは、各戸まで光ケーブルが敷設され「ONU」を設置するタイプと、各戸まではメタルケーブルで敷設され「モデム(VDSL)」を設置するタイプに分かれます。

フレッツ 光クロス ファミリータイプ

  • 提供エリアの限定:フレッツ光クロスは、全国すべてのエリアで利用できるわけではありません。一部地域限定のサービスです。
  • 10G対応機器の必要性:フレッツ光クロスの高速通信を最大限に活かすためには、10Gに対応したWi-Fiルーター、LANケーブル、パソコンのLANポートなどが必要です。
  • 一部オプションサービスの利用制限:フレッツ光ネクストに標準装備されているセキュリティ対策ツールや、ひかり機器保証の一部サービスは、フレッツ光クロスでは利用できません。
  • マンションタイプの場合の注意点:マンションタイプの場合、VDSL方式やLAN方式のマンションでは契約できません。また、全国のすべてのマンションで利用できるわけではありません。
  • 工事に関する注意点:工事の際に、光加入者回線敷設のための設備状況調査が必要になる場合があります。また、建物内に配管設備などの構築が必要になる場合もあります。
  • プロバイダの選択肢:フレッツ光クロスと契約できるプロバイダは、フレッツ光ネクストに比べて少ない場合があります。
  • 料金について:フレッツ光クロスの月額料金は、フレッツ光ネクストよりも高くなる傾向があります。

フレッツ光のオプション

光インターネット「フレッツ光」は、高速安定通信に加え、多様なオプションサービスを提供しています。これらは、固定電話をお得に使えるひかり電話、セキュリティ対策、映像視聴など、生活やビジネスを豊かにする機能です。お客様のニーズに合わせ、必要なサービスを選び、さらに快適で便利なデジタルライフを実現できます。

ひかり電話

主に一般家庭や小規模なSOHO向けに設計されています。
基本的には1契約につき最大2ch(2通話同時利用)までが標準です。つまり、同時に2回線までしか通話できません。電話番号も基本は1つですが、オプションで追加番号(最大5番号程度)を利用できます。

機能

留守番電話、ナンバーディスプレイ、迷惑電話おことわりサービスなどのオプションサービスが利用可能です。通話料が全国一律(固定電話宛て)で安価なのが大きなメリットで、一般的な電話機やFAXを接続して利用します。

特徴

手軽に導入でき、従来の固定電話よりも月額料金や通話料を抑えたい家庭や個人事業主に向いています。

ひかり電話オフィスタイプ

「ひかり電話オフィス」は、さらに「ひかり電話オフィスタイプ」と「ひかり電話オフィスA(エース)」の2つのプランに分かれます。これらは、より大規模な事業所や、多機能なビジネスホンシステムと連携して利用することを想定しています。

想定利用者は、中小企業向けです。標準で3ch1番号が利用できます。オプションで最大8ch32番号まで増やすことが可能です。

機能

ビジネスに必要な基本的な通話機能を提供しています。ナンバーディスプレイ、ボイスワープ(転送)などのオプションサービスが利用できます。通話料はひかり電話と同様に安価になります。

最低限の基本サービスでコストを抑えつつ、必要な機能はオプションで柔軟にカスタマイズしたい場合に適しています。ビジネスホンとの連携も可能です。

追加チャネル&番号について

ひかり電話やひかり電話オフィスの「チャネル」は、何人が同時に電話を受けたりかけたりするかによって適正数を決定します。一概に「社員数=チャネル数」ではありません。10人の社員がいても同時に電話を利用する人数は多くて4~6人と言われてもいます。
チャネル数が 2ch や 3ch でも「番号数」は 3番号や 4番号必要な場合があります。番号数は「仕事の数」と思うと理解しやすいかもしれません。本社としての電話番号(1)、本社のファクスとしての番号(2)、別事業や直通ナンバー、自宅の番号(3)というように、番号毎の役割に応じて必要な番号数を決定します。