パスワードの使い回しは危険!今すぐアカウントの見直しを

インターネットの会員登録をするとき、IDに自分のメールアドレスを使い、パスワードは覚えやすい文字列を設定していませんか?

  • アカウントID メールアドレス
  • パスワード 8文字程度の簡単なパスワード

会員サイトを登録するときに「hanako1986」のような覚えやすいパスワードを設定しているケースです。

さらに、Microsoftアカウント、Googleアカウント、Instagramなど、複数のサービスでも同じメールアドレスとパスワードの組み合わせを使っていると、非常に危険です。

ひとつのサービスからパスワードが漏れると、ほかのサービスにも不正ログインされる可能性があります。

1. まずは重要なアカウントを確認してください

次のアカウントで、同じパスワードを使い回していないか確認してください。

  • Microsoftアカウント
    Windowsのサインインや、Outlookのメール、OneDriveに保存したファイルなどに関係するアカウントです。
  • Googleアカウント
    Gmail、Googleフォト、Googleドライブ、連絡先など、さまざまなサービスにつながっています。
  • InstagramなどのSNSアカウント
    本人になりすまして投稿されたり、知人や取引先に詐欺メッセージを送られたりする可能性があります。
  • メールアカウント
    メールを不正に利用されると、ほかのサービスのパスワード再設定メールを受け取られ、別のアカウントまで乗っ取られるおそれがあります。

2. アカウントを乗っ取られると何が起きる?

被害は、ひとつのサービスだけで終わるとは限りません。

  • メールを読まれ、個人情報や仕事のやり取りを見られる
  • 保存している写真やファイルを見られたり、削除されたりする
  • SNSを乗っ取られ、本人になりすまして詐欺メッセージを送られる
  • ネットショッピングなどで不正利用される
  • ほかのサービスのパスワードを変更され、自分でログインできなくなる

複数のサービスで同じパスワードを使っていると、被害が連鎖する危険があります。

3. パスワードはサービスごとに別のものを設定する

今すぐ、重要なアカウントからパスワードを見直してください。

同じパスワードを複数のサービスで使わないことが基本です。

誕生日、名前、電話番号など、推測されやすい情報を使うのも避けましょう。
長く、推測されにくいパスワードをサービスごとに設定し、可能であれば多要素認証も有効にしてください。パスワードを覚えきれない場合は、信頼できるパスワード管理ツールの利用も選択肢です。

4. すでに同じパスワードを使っている場合

まず、メールアカウントやGoogle、Microsoftなど、ほかのサービスの再設定にも使われる重要なアカウントから対応してください。

同じパスワードを使っているサービスがあれば、それぞれ別のパスワードに変更します。

すでに不審なログインや身に覚えのない操作がある場合は、パスワード変更だけでなく、ログイン中の端末やセッションの確認、二段階認証の設定、登録メールアドレスや電話番号の確認も行ってください。

ひとつのパスワードを使い回すことが、すべてのアカウントを失うきっかけになることがあります。

被害に遭ってからでは、取り戻せないデータや信用もあります。心当たりがある方は、後回しにせず、今すぐ確認してください。