緊急地震速報

サクサプラティアⅢで緊急地震速報を活用する

今回は、サクサプラティアⅢに搭載されている「緊急地震速報連動機能」についてご紹介します。

サクサプラティアⅢは、緊急地震速報の配信サーバーと連携することで、地震発生時に電話機を使ってオフィスや施設内へ警報を知らせることができます。

緊急地震速報のしくみ

気象庁の「高度利用者向け緊急地震速報」を受信して、それをインターネット経由で各PLATIAⅢへ配信する仕組みです。
ちなみにこの「高度利用者向け緊急地震速報」はテレビやスマホの通知より数秒早いことが多く、工場の機械停止やエレベーター制御などにも使われている業務向けの配信サービスです。
とはいえ震源に近い場所では揺れの方が先に来ることもあります。

1.地震発生時の動作

設定を行った電話機では、地震速報を受信すると以下のような動作をします。

・電話機ディスプレイに震度情報を表示
・電話機のボタンが激しく点滅
・通常の着信音より大きな音量で「緊急地震速報です。地震が発生しました…」という音声案内を放送

放送例

緊急地震速報です。地震が発生しました。強い揺れに注意してください。緊急地震速報です。地震が発生しました。強い揺れに注意してください。

普段から設置されている電話機を、そのまま緊急通知設備として活用できる点が大きなメリットです。

2.設定時に注意したい音量設定

今回、実際に発報テストを行って確認したところ、注意したいポイントがありました。

緊急地震速報の音量は、電話機の着信音量を基準にして、それより数段階大きい音で鳴る設定になっています。

そのため、普段の着信音量を小さく設定している場合、緊急時の放送も想像より小さく感じる可能性があります。

試しに着信音量をレベル12に設定して確認したところ、通常の着信音も十分聞こえる音量になり、緊急地震速報はさらに大きな音で発報されました。

実際に聞いてみると、通常の着信とは違う緊迫感があり、緊急通知としての効果を感じることができました。

3.設定には工事担当者による作業が必要です

緊急地震速報機能を利用するには、主装置側の設定が必要になります。

そのため、設定変更や動作確認には技術員による作業が必要です。

「現在使用している電話機で緊急地震速報を利用できるのか確認したい」
「専用システムを導入する前に相談したい」

という企業様、施設様はお気軽にご相談ください。

施工例

保育園のお客様より、「認可取得にあたり、緊急地震速報の設備導入が必要」とのご相談をいただきました。
当初は専用の緊急地震速報システム(有料)の導入をご検討されていましたが、現在お使いのサクサ「PLATIAⅢ」にも緊急地震速報機能が備わっているため、こちらをご活用いただける可能性をご提案しました。
既存の電話設備を活用できるため、新たに専用機器を導入することなく要件を満たせる可能性があります。

※必要となる設備要件は自治体や認可基準によって異なるため、導入前に所管自治体へ確認されることをおすすめします。

施工メモ
機能61 で「遠隔保守」のIPとポートが表示される端末は、遠隔保守が可能です。
801、806、860、エリア番号 451(名古屋)となります。
コマンド(保留)47でテストとデモが可能です。