推測されにくいパスワードとPINの作り方

MicrosoftアカウントやGoogleアカウントなど、重要なアカウントには、他人に推測されにくいパスワードを設定することが大切です。

パスワードは、十分に長くランダムな文字列にすることが基本です。自分で考えるよりも、パスワードマネージャーの生成機能を利用すると、複雑なパスワードを簡単に作成でき、アカウントごとに異なるパスワードを管理しやすくなります。

一方、パスワードマネージャーを利用せず、自分でパスワードを設定したい場合もあると思います。
ここでは、手動でパスワードを作るときの考え方と、パソコンにログインするときに使うPINの設定方法を紹介します。

1. 重要なアカウントには長く複雑なパスワードを設定する

MicrosoftアカウントやGoogleアカウントなどは、メールやファイル、各種サービスの利用に関係する重要なアカウントです。
こうしたアカウントには、他のサービスと使い回さない、十分に長く推測されにくいパスワードを設定しましょう。

パスワードを作る際には、大文字、小文字、数字、記号を組み合わせる方法があります。
例えば、次のような文字を候補として使うことができます。

大文字
ABCDEFGHJKLMNPQRSTUXYZ

小文字
abcdefghknpqrstuxyz

数字
23456789

記号
% & など

見間違えやすい文字や数字の一部を候補から除いています。
これらの文字を使い、辞書に載っている単語や名前、誕生日、電話番号などをそのまま使わず、意味のない文字列を組み合わせて作ります。

ただし、文字の種類を増やすだけでなく、十分な長さを確保することも重要です。12文字以上をひとつの目安にし、可能であればさらに長いパスワードを使用しましょう。

なお、ここに掲載した文字列は作成方法を説明するための例です。実際のパスワードには、そのまま使わず、自分だけの文字列を作成してください。

パスワード作成のヒント

自分でパスワードを考えると、つい名前や単語などに意味を持たせてしまう場合は、大文字・小文字・数字・記号から無作為に文字を選び、意味のない文字列を作る方法もあります。
例えば、大文字、小文字、数字、記号をそれぞれ複数使い、12文字以上の文字列にします。文字の種類や並び方に偏りが出ないようにし、名前や誕生日、電話番号など、推測につながる情報は含めないようにしましょう。

2. アカウントごとに違うパスワードを設定する

Microsoftアカウント、Googleアカウント、その他の会員サービスなどで、同じパスワードを使い回していませんか。
あるサービスからパスワードが漏れた場合、同じ組み合わせを使っている別のサービスにも不正アクセスされるおそれがあります。

重要なアカウントには、それぞれ異なるパスワードを設定しましょう。
複雑なパスワードを覚えきれない場合は、信頼できるパスワードマネージャーを利用する方法もあります。

3. パソコンのPINは覚えやすさと推測されにくさを両立する

Windowsのログインに使うPINは、Microsoftアカウントのパスワードとは別のもので、設定したパソコンで使用する認証情報です。

数字だけの場合は4桁ではなく6桁以上を目安にし、連番や電話番号の末尾、誕生日、会社番号など、推測されやすい数字は避けましょう。

英字と数字を組み合わせる場合も、名前や誰でも知っている英単語など、推測されやすい組み合わせは避けることが大切です。

PINは毎日のログインに便利ですが、他人に知られたり、パソコンを盗まれて直接操作されたりすると、不正にログインされるおそれがあります。覚えやすさだけでなく、他人には推測されにくいものを選び、パソコンから離れる際は画面をロックするなど、基本的な対策も忘れないようにしましょう。